痛みを超えて!? 飯塚武雄100キロウォーク完歩の秘話

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第四回飯塚武雄100キロウォークの続きです。CP3を後にして残すところあと30キロ。時速5kmで歩くとして6時間。ビキビキに硬直した脚を奮い立たせて歩き初めます。この時間から佐賀平野が大きな牙を剥きます。

恐るべし佐賀平野に出現した暗闇のオアシス

CP3を出て孤独にトボトボとにかく歩きます。あれ、あれ、

前に進みません

あれ、あれ

そう佐賀平野に吹き荒れる強風が向かい風となって襲いかかってきました。ううううしかも寒い。どんどん体力とモチベーションを奪われていきます。全面に風を受けて歩くこと2時間ちょっとぐらい。真っ暗の中から明かりが見えます。

なんとエイド!しかも温かい豚汁となしとおにぎりをいただきました。異常にテンション上がってしまっていたため、写真がありません;;寒い中スタッフさんに支えられてのこの大会頭が下がります。

ストーブも設置していただいており、体を温めてスタートしょうと思いましたが眠気が襲ってきて、ここでもしばらく仮眠させていただきました。

正直このまま眠りたかった。笑

そして再スタート のこり25km

携帯のアラームとともに再スタート。のこり25kmやけん!とスタッフさんに教えてもらいまして、気持ちとしてはいつもの練習ぐらいやね〜と脳を洗脳させながら歩きます。相変わらず突風吹き荒れるなかどうにか歩き続けます。

そして何人かの人に追いつかれたり追いついたりしながら自然とグループができていました。行橋別府100kmウォークと違って、結構な孤独感半端ない大会なので自然と会話が生まれます。

話しながら歩くと自然に距離のことを考えないため、いつのまにかここまできたーという感じに思えてきてすこし楽になってきました。

お二人ともそれぞれ行橋や島原の完歩者で、100キロあるあるを話ながらずんずん進んでいきました。話しながらいつの間にか夜明けを迎え気温も上がってきて、風も段々収まってきました。

ご来光 朝をむかえ等々武雄まで13キロ

武雄まで〇〇kmという看板がでてきたときはもうホント嬉しかった。一人の方が少しペースが落ちはじめてきたのと私も一息つきたかったので、一旦途中の駅で休憩を取りました。脚の痛みがでてきたとのことでカウンターペインをガマのあぶらですよ。笑といって渡しました。

お一方はある大会で転倒して膝に水が溜まっているとのこと。そんな中参加してらっしゃってまったくもってすごい人が集まる大会だなと思いました。みんなでミニアンパンを食べて再びスタート。

歩道のない国道沿いを歩くため大変危険で必死に緊張して歩きました。横に倒れようもんならひかれちゃうからね。。。

そしてこの13kmがめっちゃ長かったんです。行橋別府100kmウォークで例えるなら宇佐市。あれも大概長いですが武雄も負けてません。そしてこの時間帯。まっすぐ直線。ぐぬぬ。。。。歩いても歩いても武雄市が遠い。あと少しなのに。。。

そんな中いっしょに歩く人が2人増えて、みんなで長いねぇ〜と話しながら進みます。

そして武雄市

そしてトボトボ歩くこと1時間ちょっと。キター!武雄市!!!わー!と喜ぶのは早くてここからゴールまであと15キロちょっとあるんです。。。。みんな段々無口になってきて、都度みんな声かけあいながら歩いていきます。

ここからが長いったいね〜なんていうのを聞きながら無心に歩き続けます。カウンターペインと痛み止めで散らして歩いてたのですがこの時から大腿筋に異変が起き始めてました。異常に左ももが熱くなってきて痛みを持ち始めました。

とにかく気力を振り絞り武雄温泉を目指します。しかしゴール直前でこのことがとんでもない事態を起こすことになりました。

次回はラスト。ゴール編です。

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100キロウォークの足の痛みにはカウンターペインがオススメです。

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