雨、どうすればよいか。
第18回行橋別府100キロウォークではスタート直後からの雨でずいぶん苦労しました。
体は雨具でカバーできたものの、大事な足回りが雨で濡れてグズグズ!事前に調べて靴の雨対策はしていたにもかかわらず、ぶっつけ本番ではあまり役に立たず。。。
「靴の甲にビニールをゴムで巻く作戦」はレジ袋みたいなしっかりした素材の袋じゃないと、めくれてヨレて、ついでにゴムも外れそうになるし、歩きながら気になってしょうがありませんでした。
そこで、今年は雨が降っても大丈夫なように靴カバーの自作をしてみました!
ちょうど赤村の「天・水・海ウォーク」で雨予報だったので(結局中止になりましたが;;)、それに合わせて製作開始。
夫も何やら自室でごそごそしている様子。どうやら夫も靴カバーの自作に挑戦しているようでした。
素材選び
雨対策なので、もちろん防水素材じゃないと意味がありません。(ネットの生地屋さんをみると「防水・撥水」とひとくくりにされていることもありますが、撥水ではなく防水生地を選びます。)
ちょうど家にストックしてあったタイベックという生地があったので、今回はこの生地を使うことにしました。
タイベックというのは
紙、フィルムおよび布の特性を併せ持つ多目的な製品です。タイベック®は100%高密度ポリエチレンの連続性極細長繊維(0.5-10ミクロン)がランダムに絡み合いシートを形成しています。”
仕立てます
生地が決まったので、靴をもとに型紙をおこします。
靴の甲の周囲を3箇所くらい測って、靴全体がカバーできるようにしました。
「型紙をおこす」とか書くと大げさでちょっと面倒くさそうですが、不器用な私でもできたので難しくはないです。寸法さえ合っていれば、なんとなく作ってもきっと出来上がります。
生地を裁断したらソール部分と甲の部分を縫い合わせ、ゴムが通せるようにします。
靴にかぶせてみて、ちょうどいいか確認して終わり!ゴムはかかとにかけておきます。
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できました。
急な雨でも靴を履いたまま装着できます。
これにゲイターを合わせれば履き口からの雨の侵入も防げるので、ビニールよりは役に立つんじゃないでしょうか?
カバー自体の重さも軽く、小さく畳めばズボンのポケットに収まるくらいコンパクトになるので、持ち歩いてもザックの容量を圧迫する事もありません。デメリットと言えば、小さく畳んだ時にゴミっぽく見えるので間違えて捨てそうになる事くらい。
未だ出番なし
作ってはみたものの使う予定だった大会は中止になり、本番でも出番がなかったので、この靴カバーが実際どれだけ役に立つかは未知数。
試しに雨の日に近所を一周したときは、装着感も気にならず、濡れやすいつま先はしっかり保護されていました。
さすがに深めの水たまりにハマると靴の横から浸水してしまいそうですが、普通に歩いていて、上や横から水がかかっても大丈夫かも。
タイベックの防水透湿軽量という特性を活かして、靴カバー以外にもザックカバーやハット、ポーチなど色々用途は広がりそうです。
夫はというと、クリアファイルを使った靴カバーはうまくできなかったので、夫の分も制作してあげました。