100キロウォークはいかにして作られるのか。第五回飯塚武雄100kmウォーク運営スタッフとして参加してみた。[その1]

スポンサーリンク

11月3,4日に無事に第5回飯塚武雄100kmウォークが開催されました。昨年第4回飯塚武雄100kmウォークには当日妻がボランティアスタッフ,私が参加者として歩きました。

去年のスタッフとしての話を聞き、今年は私が運営スタッフとして最初から携わろうと思いました。携わることでいろいろな興味深い話を聞くことができました。また運営の大変さを知りました。今回はこの飯塚武雄100kmウォークに焦点を当て、これまでについてのお話をしたいと思います。

発足は5年前、千代田実行委員長が他のウォーカーたちから提案されて立ち上げたことに始まります。

千代田実行委員長は、過去佐世保島原100kmウォーク 7連覇、行橋別府100kmウォーク3勝の千代田さん。レジェンドです。地元飯塚では山笠の新飯塚のある地区の取締役を務められていたとか。飯塚の幹部スタッフたちは山笠の関係で賛同して集まったとのことです。

千代田さんはその速さから、他大会では前を歩く千代田さんに走って追いつこうとする人たちと多々遭遇したそうです。運営スタッフに報告しても改善の余地がなったそうです。そこで飯塚武雄100kmウォーク発足にあたり、公平にウォーカーとしての尊厳を保てる大会にしたいとしました。

今年第5回では、そうした千代田の予てからの思いから、ペナルティ制度を導入しました。ラン、ジョグ歩を行ったものにはCPで30分の停止、3回で失格というものです。

スタート前の事前説明で、説明したにも関わらず、CP3前でガチ走りした人や他のウォーカーにジョグ歩を指摘されて、且つ、運営にペナルティ受けても、CP3でスタッフに「ジョグ歩とか言われたけんね!!!」スタッフに捨てゼリフを吐く参加者がいました。

そういう方は普通にウルトラマラソンとかに参加されたらいいと思います。存分に走れるだろうし。ガチ走りした人もです。

100kmウォークとは何か?永久禅問答ですが一つは自己との向き合いではないかと思います。ルールの上で自己のパフォーマンスを最大限に発揮する自己の戦いではないでしょうか。ルールを脱する時点でその方は他人に単位で勝ち、己に負けです。

さて戻ります。

第一回と第二回と続き、第三回目に本大会に悲劇が襲います。

大会1週間前に千代田さんは交通事故に会います。交差点でバイク停車中に後方の車から3度ぶつけられ、前の車に挟まれ9箇所の骨折をします。また大会当日台風が直撃し延期となりました。事故をしなければ順延をするつもりだったそうです。奇しくも不幸が重なりました。

千代田さんは退院し、翌年第4回大会を開催することにしましたが、またもや台風が直撃しました。

多くのウォーカーからの願いとスタッフ達の熱意により第4回大会は9月から11月に順延することになりました。私は行橋別府の方に出まして、ちょうど100kmロスが出てきたところでした。知り合いから、順延になったけどその日は参加できそうになく、大会は今回だけ他の方に譲ることができるとの話を聞きました。

大会ギリギリでしたが連絡をし、妻はスタッフやってみたいとのことで参加しました。

他の大会と異なり、新しく非常にコンパクトな大会なのでいろいろ作業がたくさんあり、小数人でさばかないといけなかったみたいです。

大会が終わり、ネットサーフィンして千代田さんのブログの大会後のブログを読みました。入院中の病室で、手書きされた記録を一つ一つエクセルに打ち込み、なんども修正してアップされてました。

妻からの話とこの記事が私の心を動かしました。早速連絡を取り運営を手伝わせてもらえないかと。その日から私たちの第5回飯塚武雄100kmウォークが始まりました。

その2に続きます。

スポンサーリンク

100キロウォークの足の痛みにはカウンターペインがオススメです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする