第3CP日出まで | 第19回 行橋別府100キロウォーク

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しんどさのピーク

宇佐での休憩で足の痛みはリセットされました。インソールの交換で違和感も解消!

道の横で転がって仮眠を取っている人たちを横目に、少しずつ進む私たち。

夫は、この仮眠組の人たちの顔が急にボワっと出てくるのが怖かったと言ってました。私は下を向かず、前を向いて歩いていたので気にならんかった。。。

峠道に沿って青いLEDの列が前方に続いて見えます。霧が出てきたのも相まってとても幻想的で綺麗な光景ですが、時々鳴るサイレンでホラー映画のワンシーンのようにも見えます。

昼間の暑さで夜間の冷え込みが心配でしたが、歩いている時はそこまで寒さは気になりませんでした。

この辺からリタイアバスをよく見るようになりました。

夫と「今のバスはけっこう人が乗ってた」とか話しながらバスの往来を眺めます。去年はもうリタイア寸前の精神状態だったのに、今年はまだ余裕あるなあなんて思いながら。。。

立石の館を通り過ぎ、日伸建設工業さんのテントで座らせていただき小休止。足の疲れと痛みでここでも痛み止めを飲みました。

足指のストレッチをしてシューズの紐を少し緩めると、ちょっとだけ足が楽に。

七曲りまであと8キロくらい。このペースだと2時間以上かかるなあとか、去年はもうこの辺歩いてる時は明るかったけど、今年は夜明け前に通過できてるとか話しながら歩きます。

途中、夫がファミマ山香店で食料を調達に。道の反対側にあるコンビニまで行く気力のない私は道端に座って待機です。

2区と3区、どちらも同じ25キロの道のりですが、2区ではTOTO、土屋農園、竹の屋、ジョイフルと適度に寄り道イベントがあるため楽しく歩けました。

しかし、3区は途中の日伸工業さんのテントと七曲りのぜんざい以外は、コンビニくらいしか気分転換できるところがないので、歩きながらも退屈で退屈でしょうがない。

七曲り

超絶退屈な立石・山香を抜け、ようやく七曲りに到着。もう朝になってます!

ここでも一旦座って休みました。

バナナ半分はどうにか食べられたけど、夫がもらってきてくれたぜんざいは餅一個食べるのが精一杯。もう胃が受け付けない状態です。

座って足のメンテナンスしていると、横にいた男性の足が肉刺だらけで痛々しいです(><)

おせっかいかと思ったけど、私たちのケア用品をお渡しして一緒にメンテンスをしました。

準備が整ったところでいざ登山。

上り坂が得意な夫はあっという間にどんどん登って行ってしまったけど、ここで無理すると後が辛いと思って私は慎重に登り、頂上のところで夫が待っていてくれたので一緒に下りました。

霧の中の夫。

この下り坂がまた長く感じます。下りの方が足へのダメージが大きく、後ろ向きや横向きで下りたり試行錯誤!周りから見たらふざけた人に見えたかもしれないけど、こっちは真剣。

できることならゴロゴロ転がって降りたい気分です。

諦めて普通に下っていると、今度は夫の遠慮ない放屁が山に響きます。実が出てんじゃねえか?と思うくらいの屁っぷり具合で、横にいる私が疑われるからやめれと言ってもやめず。

そんなこんな楽しくやってたら長い下りもおしまい!おかげで眠気も覚め、あとは赤松峠を越えるだけ。

日出へ

これはめがね橋ですか?

七曲りでなぜか気分がリフレッシュされ、足取りも軽くなりました。

周りの景色が見えると気分も違います。だけどお腹は怪しい雲行き。。。

赤松峠手前のセブンイレブンが、わざわざ反対に渡らなくても買えるように、ワゴン車で飲料水の販売をしてくれていて夫が水を購入。

ここでトイレいっとく?と思ったけど、そこまで切羽詰まってないので日出まで我慢すると言って歩を進めました。

ここから先はなるべくトイレのことは考えないようにして歩きます。

この峠を越えればもう第3CP。

70代のウォーカーさんにガンガン抜かれながらも、必死についていく私たち。

ハーモニランドを過ぎ、峠を下り、街が見えてきました。

ここら辺で足がかなり痛んでます。もう少しと思っていても、その「少し」がいつも以上に遠く感じる後半戦。

長かった3区もやっと終わりが見えました。

8時45分。第3CP通過。

私はトイレへ行きお腹をすっきりさせ、ついでに脚・腰全体にカウンターペインを塗布。もうトイレの心配がなくなりホッとしました!顔も洗ってさっぱり!

夫の元へ戻って一緒に足のメンテナンスをします。

去年の4区では、途中で座り込んでしまうほど心身ともにズタボロだったこともあり、不安も大きい中、チキンスープと梅干しをいただいて出発しました。

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100キロウォークの足の痛みにはカウンターペインがオススメです。

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